秋の老け肌対策

Doctor`s Academy

Q.  秋のお肌はどんな状態?

A.  秋は、夏に受けた紫外線の影響が肌表面に出始める時期。日焼けによるシミがでてきたり、急な温度と湿度の変化で乾燥やたるみといったトラブルになりやすい状態になっています。特に今年はマスクをつけていることが多いので摩擦による肌荒れや、表情筋をあまり使わなくなりほうれい線が深くなったなどの相談も合わせて多く寄せられています。

松浦佳奈ドクター

Q. 「秋の老け肌」にならないためにはどうしたらいいですか?

A.  一番基本ですがやはり「保湿」が何より大切です。保湿によりバリア機能が働いていてきちんと肌がターンオーバーを行っていれば、シミやシワのできにくい、美しい肌を保つことができます。

また、その方の肌に合った成分で保湿をするということも重要ですね。例えばニキビ肌の方がオイルを使ってしまうと、ニキビを助長させてしまいます。ただ、どうしてもニキビの部分自体は乾燥しているので、オイルの少ない成分での保湿が大切だったりします。また、保湿にはモイスチャーライズとエモリエントという種類があります。「細胞の中に水を引き付けておく保湿」と「表面に油膜を張るという保湿」です。保湿によっていろいろあるので、まずは自分の肌を知ってから見極めることが大切なので、お肌診断器などを使用して自分のお肌を知っていただくことも大切ですね。

Q.  先生のこだわりの美容方法はありますか?

A. 毎朝必ず頭皮用マッサージ機器を使ってたるみ予防をしています。気持ちいいし、凝りもとれるのでメイクのりもよくてすっきりしますよ。お肌をキレイに見せるためには、髪のツヤも大切です。また、炭酸パックも気に入っています。自由が丘クリニックの〈レジュモCO2パック〉は、 炭酸の効果で血行促進をし肌のターンオーバーを速める 効果があり、紫外線で失われたコラーゲンを生成したり、蓄積されたメラニンを排出させる効果もあります。成長因子が入っていることにより細胞の活性化にもつな がるのでシミやくすみ予防にぴったりです。髪とお肌がきれいだと若々しく見えるし、清潔感がでます。あとは、髪に負担をかけないようにブローだけでセットできるようにして、ダメージを与えないようにしています。
毎日の積み重ねがお肌のケアにもつながっているのでコツコツ続けています。