眼瞼下垂について

「加齢とともに目が変わってきた…」

年々小さく、眠そうに、垂れていく目。これはすべて〈骨・軟骨〉、〈靱帯〉、〈皮膚・脂肪・筋肉〉の萎縮弛緩、下垂のアンバランスさが引き起こしています。

目元のエイジングは誰しもに訪れる現象ですが、その現れ方は千差万別。まぶたが腫れぼったく重い印象になるひともいれば、逆に落ち窪んでゴツゴツと骨っぽくなる人も。これらは、例えば、骨は硬いので少し萎縮するだけですが、骨と筋肉と皮膚をつなぎ留めている靱帯は緩んで下垂し、皮膚や脂肪、筋肉では著しい弛緩が生じます。同じ場所で異なる変化が生じるため、それぞれだけど組織の変化のアンバランスさが、見た目との違いとなって現れているのです。

<施術について>

Q.保険適用と自由診察がありますが、どう違いますか?

A.まぶたは、機能と見た目という2つの大きな面に大きく関わっています。機能は目を開くだけでなく、目を閉じるという事でも重要になります。また、まぶたは、加齢や眼瞼下垂により、眉毛、額のシワなど、見た目にも大きく影響してきます。眼瞼下垂症とは、正面を見た時に上まぶたの下端が黒目を隠すように下がった状態をいいます。症断は病歴や診察を含め総合的に行います。

眼瞼下垂に伴う視野障害など機能障害を改善する手術に対し保険適用となっているので、美容を目的に行うのであれば自費診療となります。したがって保険適用手術では、機能改善に加え美容的改善も目指します。

Q.施術方法はどんな方法になりますか?

A.手術は各所麻酔で行います。加齢に伴う眼瞼下垂では、原因によって手術方法が異なります。一般に言われる眼瞼下垂は腱膜性下垂または退行性下垂とも呼ばれ、上まぶたを引き上げる眼瞼挙筋という筋肉が原因となります。手術では、二重ラインで皮膚を切開してこの筋肉とその前にあるすじ(挙筋腱膜)を引っ張り出し、腱板という組織に固定します。これだけだと単純な手術に見えますが、実際は、まぶたの開き具合や二重まぶたの形など微妙な調整が必要になり、執刀医には経験と技術が必要になります。

なお、上まぶたの皮膚のたるみが主な原因となる眼瞼下垂は、上眼瞼皮膚弛緩症と呼びます。この場合、眉毛直下で余った皮膚を切り取る眉毛下皮膚切除術が最近は多くなされています。

Q.眼瞼下垂手術後のダウンタイムはどのくらいですか?

A.他人が見ても手術後とわかるような内出血や大きな腫れが引くまでおよそ1週間、眼鏡でカモフラージュできるような腫れが1ヶ月、完全に腫れが引いて最終的な形態になるのはおよそ3ヶ月です。

Q.メイクは何日後から可能ですか?

A.1週間後に抜糸をしてからはまぶたのメイクも可能になります。

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